船旅の魅力や楽しみ方などをご紹介します。

船旅の魅力紹介

■船旅の魅力大解剖!
そのとき乗船した福岡(新門司港)発、大阪南港行きのフェリーは、夜8時頃出航して、翌朝8時頃に港に到着しました。所要時間はおよそ12時間。福岡⇔大阪間を他の交通機関で移動すれば、到着ターミナルの位置は少し違うものの、飛行機なら30分、新幹線でも3時間を切りますから、時間の長さは言うに及ばないわけですね。こんな効率化の時代になぜそんなんに時間をかけて…と思われるかもしれませんが、船の旅のいいところは、ひとくくりにしてしまえば、この「時間がかかる」というところに起因していることになります。もう少し具体的にまとめてみます。
1.料金が安い
時間はかかるのですが、その料金と言えば格安です。その当時は、フェリー会社の企画パックを利用したのですが、往復の料金と、船中での食事(夕食バイキング+朝食)、大阪での一泊の宿泊料金(しかもむちゃくちゃおいしい朝食付き)、ユニバーサルスタジオジャパンのパスポートがついて、当時19,800円でした。宿泊とパスポートだけで、少なくとも10,000円分は軽く超しているはずですから、船だけの往復料金(+船の中で宿泊する感覚)と2食で9,800円というわけです。新幹線なら福岡⇔大阪の往復で30,000円近くになりますし、当然食事もなければ、宿泊でもないですから、その安さが分かると思います。
2.「宿泊」という旅の醍醐味を、移動しながら味わえる
私が船旅の一番の魅力だと思うのは、ここです。船中で寝るというイベントがついてくる、というわけです。私が利用したパックは船中の往復でそれぞれ1泊し、大阪でホテルに1泊というプランだったので、感覚的には3泊の旅をしているイメージなんですね。これは、正直、ものすごく得をした気分です。目的地では1泊しかしていないのに、移動中の船泊があるために、とてもたくさん旅をした気分になります。しかも格安で!
3.海を見ながらお風呂にも入れる!今のフェリーは設備が整って快適!
いくら、船の中で宿泊が楽しめるといっても、快適に眠れない、揺れる、船内が汚い、など、不快な環境だったらやっぱり、少し高いお金を出しても効率よく快適に新幹線で…となるかもしれませんが、最近のフェリーはちょっと事情が違います。まず機能的な向上がめざましく、揺れが少ないので、船酔いが気になる人も結構快適に過ごせます。そして、レストラン、売店はもちろん、快適に眠れる個室ベッド(2人用個室)、大浴場、洗面所、リラックスルーム、なんと夜はバーまで完備されていて、不自由どころか、まるでホテルや旅館の中にいるみたいじゃない!って感じなのです。お酒が好きな私たちは、ほとんどの時間をレストランのバイキングやバー、売店のつまみと缶ビールなどで、夜の海を眺めながら飲んで過ごしました。空間が新幹線や飛行機よりも広いので、まわりを気にすることもないですし、ほんとに、ひとつのエンタテイメント空間なのです。
4.海を渡るという旅情
もうひとつは、非日常空間「海の上」という旅情ですね。朝起きて、朝食前に大浴場に入ったのですが、これがもう最高で、窓一面は海景色。水平線の向こうに昇る朝日を見ながら、お風呂に入れるなんて、こんなぜいたくがあるでしょうか。大浴場のあるフェリーに乗られる方は、絶対はずさないでください!お風呂以外にも、ちょっと退屈したら、デッキに出れば海。船が残す波の跡をぼーっと見ながら、日常を忘れて過ごすことができます。

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